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2025年5月15日、日本の株式市場は4月下旬から決算期に入っていてそろそろ佳境を迎えるタイミング。決算期は、特に場中の決算発表によって、株価が大きく動くので、デイトレードがやりすい時期であります。上手く株価の方向に乗れれば、大きな利益を出せますし、逆に株価の方向を間違えると、大きな損失を出してしまう可能性があります。上に行くのか、下に行くのかの「株価の方向」を的中させるのが一番大切です。ただ上に行くのか、下に行くのかは、未来なことなのでわかりません。好決算だったとしても何かしらの理由で下がることもありますし、悪い決算だったとしても何かしらの理由であがることもあります。ただし確率が重要なので、好決算であれば株価が騰がる確率は下がる確率よりは高いし、悪決算であれば株価が下がる確率は上がる確率よりは高いと思います。確率を重視してデイトレードしているので、基本的なスタンスは、好決算は買い、悪決算は売りで入ります。もちろん、アルゴのようなものが動いているので、決算発表直後から株価が大きく動いてしまうので、暴騰や暴落後にインすることになることが多いので、現在の株価も重要になりますが。さて、本日、決算発表後にインしたデイトレードで大きな損失を出してしまったのでその反省会。デイトレードした銘柄は「中央自動車」。14時20分に決算発表がありました。「今期経常は5%増で11期連続最高益、前期配当を21円増額・今期は実質増配」。内容は悪くなく、好決算の部類に入ると思います。発表直後に暴落しましたが、すぐに反発してプラス圏内に。株価はまだまだ安い水準だったので、まとまった株数で買いで入りました。全く触ったことがない銘柄だったので、板が薄いことも知らずに・・・。でも「まあまずまずの決算だし、株価もまだ暴騰しているわけではないので、上に行くだろう」と楽観していましたが、上値が重く、上に行く気配はなし。板もスカスカ。でも「決算はまずまず」の頭がどうしてもあるために、予想とは反対方向に株価が動いているにも関わらず、粘着モードに入ってしまいました。ナンピンも少しだけしてしまいます。最後まで株価は戻らずに、結果、泣きの損切りとなり、しかも板も薄い為に、下落を手助けまでしてしまっている状況でした。「板の薄い銘柄は売りたい時に損切りできずデイトレでは危険がいっぱい」、「好決算と思ってもそれは自分の感想であって下がる銘柄は下がる (方向感の見極めが大切、結果が全て)」ということですね。以下のルールを追加。
極論ですが、デイトレードのスタンスとしては、「やってはいけないことを増やしていけば、やることは少なくなるけど、大きな損失は出さない」と何となく感じています。