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【回答】
デイトレードで日経平均の全体株価の方向性をつかむには、移動平均線のクロスやボリンジャーバンドの拡大・収縮、DMI(方向性指数)やVI指数(ボラティリティインデックス)を活用するのが有効です。個別銘柄ではRSIやストキャスティクス、VWAPを使い、勢いやトレンドの転換点を見極めます。TradingViewや証券会社の高機能ツールで複数指標を同時に確認し、朝のボラティリティやトレンド判定、指標の一致シグナルも重要です。もちろん、エントリーして利益を得る為には、損切りは機械的に行い、リスク管理を徹底することが基本となります。具体的には以下の通り。
日経平均の全体方向性を読む指標
日経平均VI:市場が予測する1か月後のボラティリティを反映。数値上昇=市場の不安感増大、下落=安定を示す
移動平均線クロス:5日線と25日線のゴールデンクロス/デッドクロスでトレンド転換を判断
ボリンジャーバンド拡縮:バンド幅の拡大はトレンド加速、収縮はレンジ相場の兆候
個別銘柄の勢いを測るオシレーター
RSI(相対力指数):70%超で買われ過ぎ、30%未満で売られ過ぎ。強いトレンド時は50%を基準に
MACDヒストグラム:0ラインを上回る拡大=上昇勢加速、下回る縮小=勢い減退
ストキャスティクス速線:%Kが%Dを上抜き=短期買いシグナル、下抜き=売りシグナル
実戦で役立つ補助指標
VWAP(出来高加重平均):価格がVWAP上=強気相場、下=弱気相場の目安
モメンタム指標:前日終値との差分で勢いの加速/減速を数値化
ティックチャート:3分足で細かい値動きを分析し、エントリータイミングを捕捉
必須情報源とツール
デイトレ株マップ.com:急騰/急落銘柄のリアルタイム検索とVWAP分析
カブビト:朝の注目銘柄ピックアップと材料株情報
SBI証券「HYPER SBI 2」:5画面分割で移動平均線とMACDを同時監視
松井証券「ネットストック・ハイスピード」:ティックチャートとVWAPの重ね表示
マネックス証券ツール:42種類のテクニカル指標と比較チャート機能
利益を上げるための実践ポイント
朝の最初の30分は「日経平均VI」と「主要株価指数」で当日のボラティリティを推定
9:30までに「デイトレ株マップ」で急騰候補をスクリーニング
MACDヒストグラムが拡大しRSIが50%を上回る銘柄を3分足チャートで追跡
VWAPを支持線として機能している銘柄で押し目買いを実行
14:30以降はティックチャートと出来高増加率でポジション決済のタイミングを判断
これらの要素を組み合わせ、証券会社ツールのアラート機能を活用することで、相場の流れを多角的に把握できます。特に移動平均線とMACDの組み合わせは、日経平均の方向性と個別銘柄の勢いを同時に分析するのに有効です